フィリピンの「地理」を学ぶ

フィリピンの「国土と地域」を学ぶ

さて、今回はフィリピンの「地理」の中でも、「国土」とそれが分類されてできている「各地域(地方・州・区市町・バランガイ)」について学んでいきましょう!

というわけでまずはみなさん、

「フィリピンの国の形って描けますか?」

フィリピンの国の形。

と、むちゃぶりしてみましたが、まずはフィリピンの地図を使って、国の形を見てみましょう。

フィリピンはこんな形をしています。

「フィリピンの国の形って描けますか?」とか聞きましたけど、いやさすがにこれは描けないですよね笑

フィリピンの7641以上の島でできている。

さて、地図を見た感じ、かなりの数の島があることがわかります。

フィリピンを構成する島の数は7,641と言われています。

つい最近まで、島の数は7,107と言われていましたが、フィリピンの国立地図・資源情報局(NAMRIA)によって新たに計測され、2016年2月に534の島が追加されました。

フィリピンって、すごく島が多いんだねー!と思いきや、実は日本も島の数は多くて、その数は6,852。フィリピンと同じくらい島が多い国なんです。

ちなみに、フィリピンは群島国家と呼ばれています。(日本は群島国家ではない。)

群島国家というのは、多数の島で構成されており、さらに水域面積:陸地面積の比が1:1〜9:1の間である国のことです。フィリピン以外だと、インドネシア、フィジー、パプアニューギニア、バハマ、モーリシャスも群島国家です。(日本は1:1未満のため群島国家には当てはまらないんですね。)

フィリピンは大きく3つに大別される。

さて、このフィリピンをまずは大別して見てみましょう。

日本が北海道・本州・四国・九州と4つに大別されるように、フィリピンも3つに大別されます。地図上で分類すると、以下のような感じです。

北から、

  • ルソン島 (代表的な都市:マニラ)
  • ビサヤ諸島 (代表的な都市:セブ)
  • ミンダナオ島 (代表的な都市:ダバオ)

です。ここからさらに細分化されていき、最終的にはバランガイという最小単位にたどり着きます。

さらに地方→州→区・市・町→バランガイと細分化される。

そしてこの3つが、さらに細分化され、最終的にはバランガイという最小単位になります。

具体的には、地方→州→区・市・町→バランガイと細分化されて行きます。分類図的に書くと、こんな感じです。

  • ルソン島
     →イロコス地方
       →北イロコス州→23の市・町→557のバランガイ
       →南イロコス州→34の市・町→768のバランガイ
       →ラウニオン州→20の市・町→576のバランガイ
       →パンガシナン州→48の市・町→1364のバランガイ
     →カガヤン・バレー地方
       →バタネス州→6の市・町→29のバランガイ
       →カガヤン州→29の市・町→820のバランガイ
       →イサベラ州→37の市・町→1055のバランガイ
       →ヌエヴァ・ヴィスカヤ州→15の市・町→275のバランガイ
       →キリノ州→6の市・町→132のバランガイ
     →中部ルソン地方
       →アウロラ州→8の市・町→151のバランガイ
       →バターン州→12の市・町→237のバランガイ
       →ブラカン州→24の市・町→569のバランガイ
       →ヌエヴァ・エシハ州→32の市・町→849のバランガイ
       →パンパンガ州→22の市・町→537のバランガイ
       →タルラック集→18の市・町→511のバランガイ
       →サンバレス州→14の市・町→247のバランガイ
     →カラバルソン地方
       →バタンガス州→34の市・町→1078のバランガイ
       →カビテ州→23の市・町→829のバランガイ
       →ラグーナ州→30の市・町→674のバランガイ
       →ケソン州→41の市・町→1242のバランガイ
       →リサール州→14の市・町→188のバランガイ
     →ミマロパ地方
       →西ミンドロ州→11の市・町→162のバランガイ
       →東ミンドロ州→15の市・町→426のバランガイ
       →マリンドゥケ州→市・町数不明→のバランガイ数不明
       →ロンブロン州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →パラワン州→24の市・町→433のバランガイ
     →ビコール地方
       →アルバイ州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →北カマリネス州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →南カマリネス州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →カタンドゥアネス州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →マスバテ州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →ソルソゴン州→市・町数不明→バランガイ数不明
     →コルディリエラ行政地域
       →アブラ州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →アパヤオ州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →ベンゲット州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →イフガオ州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →カリンガ州→市・町数不明→バランガイ数不明
       →マウンテン州→市・町数不明→バランガイ数不明
     →マニラ首都圏
       →首都地区
         →マニラ市
       →北マニラ地区
         →カロオカン市
         →ナヴォタス市
         →バレンズエラ市
         →マラボン市
       →東マニラ地区
         →ケソン市
         →サンフアン市
         →パシッグ市
         →マリキナ市
         →マンダルーヨン市
       →西マニラ地区
         →パサイ市
         →タギッグ市
         →パテロス市
         →パラニャーケ市
         →マカティ市
         →モンティンルパ市
         →ラスピニャス市
  • ビサヤ諸島
     →西ビサヤ地方
     →中部ビサヤ地方
     →東ビサヤ地方
  • ミンダナオ島
     →サンボアンガ半島地方
       →北サンボアンガ州
       →南サンボアンガ州
       →サンボアンガ・シブガイ州
     →北部ミンダナオ地方
       →東ミサミス州
       →西ミサミス州
       →カミギン州
       →北ラナオ州
       →ブキドノン州
     →ダバオ地方
       →コンポステラ・バレー州
       →ダバオ州
       →東ダバオ州
       →南ダバオ州
     →ソクサージェン地方
       →コタバト州
       →南コタバト州
       →スルタン・クダラット州
       →サランガニ州
     →カラガ地方
       →北アグサン州
       →南アグサン州
       →北スリガオ州
       →南スリガオ州
       →ディナガット・アイランズ州
     →ムスリム・ミンダナオ自治区
       →バシラン州
       →南ラナオ州
       →マギンダナオ州
       →スールー州
       →タウイタウイ州

(ちょっと調べるのが大変すぎて、区・市・町とバランガイ数は途中で止まってますが、少しずつ保管していきます。)

かなり情報量が多くてイメージが掴みにくいと思うので、これは日本との対比で考えると分かりやすいです。たとえば、「東京の杉並区に住んでるんだー」と言う人と「フィリピンのスービックっていうところに住んでいるよ」って言う人がいた場合、その住所は下の表のような対応関係にあります。

日本 フィリピン
本州 ルソン島
関東地方 中部ルソン地方
東京都 サンバレス州
杉並区 スービック経済特別区
梅里
(町名)
マンガン・バカ
(バランガイ名)
8-88-888 Purok 88

フィリピンの「州」って、日本でいうと「都道府県」なんだなー、といった感じで、日本と対応させて覚えましょう。

卒業論文・修士論文・各種リサーチをしている方向けのデータはこちら。

というわけで、今回はフィリピンの「国土」「各地域(地方・州・区市町・バランガイ」について見てみました。

今回の記事の参考資料・出典元(引用元)は以下になります。卒業論文・修士論文・各種リサーチなどで元情報・元データが必要な方はこちらご覧ください。

次回はまた別の視点で、フィリピンの地理を見ていきたいと思います。では!